事業承継その① 承継する側の想い!承継する時一番大事に思うことは?
※ リペアのイベント ※
こんにちは。
広報部の朴です。
前回ご紹介させて頂きました、
当社代表富田と岩泉が
「事業承継」に関する講演をさせて頂きましたが、
今回はその「事業承継」について
少し詳しくご紹介させて頂きたいと思います。
事業承継とは、
簡潔に経営権を引継ぐということですが、
その中身はそんな単純なものではありません。
多くの中小企業企業では、
企業の強みや存続の基盤の中心が
経営者の力量に大きく関与している為に、
事業を「誰」に引き継ぐかを決めるということは、
企業のこれからに大きな変化もらたすものとなります。
そして現在多くの中小企業では、
その「誰」で悩んでいる企業が多いのが実情です。
帝国データバンクによると65.1%が
「後継者不在」との調査結果が発表されており、
日本政策金融公庫では
60歳以上経営者の約15%が「後継者難」で
将来廃業を検討しているとのアンケート結果もあるのが現状です。
そんな最中リペアサービスでは、
後継者候補への事業承継が着実に進んでいます。
当社代表富田は60歳を過ぎた頃から、
後継者について考え始めたそうです。
そんな代表富田に事業承継について、
いくつか気になることを伺ってみました。
Q.いつから事業承継を考えましたか?
A.富田 : 2016年頃。財務内容の見通しに―確信が持て始めたので。
Q.なんで専務を後継者に決めましたか?
A.富田 : 私の考える後継者の最大の要因は、
理念と歴史を継承できることです。
10年以上互いを知っている専務であれば、
誰よりもその点は理解してもらえるかと思いました。
Q.後継者を決めるまで、どんなことが大変でしたか?
A.富田 : 何もありませんでした。
それよりも、自分が伝えたいことやどの様に承継をしていくのかの
戦略を考えることの方が大変だったように思います。
Q.後継者に守って欲しいことはありますか?
A.富田 : 理念と歴史の継承。
更に絶対に潰れない会社にしてくれることです。
Q.事業承継をする側としての気持ちはどうですか?
A.富田 : 創業者よりも2代目、特に親族外承継は、
承継する側の方が大変だろうなと思います。
Q.富田社長にとって事業承継で一番大切なことは何でしょうか?
A.富田 : 理念と歴史の継承、絶対に会社を潰さないことです。
Q.最後にこれから事業承継をする方々へ一言お願いします。
A.富田 : 法的な準備もさることながら、
後継者との信頼関係の構築と共に、
引き継ぐ側の引き継ぐための準備・スケジュールの組み方が
大切ではないかと思います。